2020年6月5日 釣行記 泉南 下荘漁港(箱作) メバル釣り


 新型コロナウイルス感染症のため、不要不急の外出ということで、釣行は自粛していました。5月25日には宣言解除となった後も、そのまましばらく状況をみていましたが、本日午後過ぎから有休を取得し、ひさしぶりに海に出ることにしました。
 今年は年明けの初釣りで目的外の獲物1匹の実質ボーズでスタートし、その後リベンジしないまま釣行自粛に入り、例年通う琵琶湖のコアユ釣りにも行けなかったので、半年経とうというのに、釣行1回で狙いの獲物0という状況です。こんなことは釣りから離れていた20才代以外では初めてのことではないかと思います。

 いつも通り釣り道具一式はリュックひとつに全てまとめてのお手軽スタイルです。竿もコンパクトロッドでリュックに収めることが多いのですが、今日は遠投を想定して4.5mの磯竿を準備したので、出勤前に駅のコインロッカーに入れておきました。

 知り合いからの情報によると、とにかく豆サバが湧いているとのこと。豆サバ邪魔されにくい狙いモノということで、夕まづめ~暗くなってから、電気ウキで遠投して沖目のポイントでメバルを狙うこととしました。
 なるべく密になりにくいポイントということで、広いマーブルビーチにするか車でのアクセスが少なそうな泉南の小漁港にするか、迷いながら14時半過ぎに南海電車に乗り込みます。
 途中いったん鶴原駅で途中下車し釣りエサ店とコンビニに寄り、井原里駅から再度乗車。青イソメ500円分を購入しましたが、思ったより量が少なく、前からこんな量だったかなあ。
 途中下車で歩いていた時に天気予報より若干風が強めに感じたので、マーブルビーチのサーフからの釣りより漁港波止を選択し、泉南の下荘漁港に向かいました。
 下荘漁港南側の波止の先端に到着したのは16時半くらいだったでしょうか。
 本日の満潮は19時過ぎ、まだまだ日が高いので、缶コーヒーを飲みながらしばし久しぶりの海風を楽しみます。港内を挟んだ北側波止では家族連れがサビキを楽しんでいて、時折釣りあげて歓声があがっていますが、どうやら情報通り豆サバのように見えます。 
 ゆっくり準備した仕掛けは、4.5m磯竿1.5号、中型スピニングリール道糸2号、中通し円錐の電気ウキ浮力Bをウキ止めとウキゴムで挟んで実質固定にし、小型サルカン下にハリス1号を1mとり中程にBのガン玉、針はメバル8号で青イソメの1匹掛けです。
 ダメだろうなと思いながら沖20mくらいやテトラ際をウキ下1ヒロ半で数度流しましたが、予想通りウキにずぶずぶとハッキリしない反応があり、青イソメが齧られて短くなって帰って来たり、アワセが効くとクサフグが掛かってきます。やはり、日が高いうちは期待薄です。
 ということで仕掛けを流さずスマホをいじっていると、地元民とおぼしきおじさんが「釣れてるかー」と登場。しれっと先端角の釣り座を取りやすいテトラに投げサビキで陣取ります。この人はここに釣りに来るたびに毎回見かけて毎回同場所に陣取っているような。まあ、こちらがテトラから堤防に下がっていたタイミングでしたから仕方ないところです。
 そうこうしている間に日が傾いてきて本番開始です。
 しかし、状況はあまり変わらず、時折フグがかかってくるだけ。
 さらにアジンガー親子が現れて挨拶もないままテトラ3個分離れたところでキャストを始めます。正直そこに入られると辛い。一声あれば違うんですが。ルアーなのですぐに移動するかと思っていたのですが、全く動かない(笑)。

 30m程沖を流したり、10m程先の海藻際を攻めたり、テトラ際を流したり、ウキ下を変えたり、あの手この手を試してみますが、15cm程のアジが2匹かかっただけで目的のメバルは釣れません。サビキのおじさんにもアジンガーにもほとんど魚がかかりません。アジの回遊自体が少なかったようです。
 結局8時前に納竿。小型のアジが2匹だけ。釣れ続く印象がなかったので即リリースしていたのでお持ち帰りはなしの惨敗でした。
 もう6月なのに今年の釣果はアジ2匹にハゼ1匹。なんとかしないといけません。けど、もう梅雨ですからねえ。。。。
 
 本日の釣果 アジ 2匹



目次へ