2020年11月12日 釣行記   アジ・タチウオ釣り  海南冷水漁港


例年なら夏の終わりから晩秋にかけて大阪湾の各岸壁でタチウオが釣れるのですが、今年はさっぱり不調です。 船での釣りや和歌山の南では釣れているようなので魚が居ないという事ではないのでしょうが、岸壁や漁港から釣れるような距離には接岸していないようです。
タチウオはそんなに難しい釣りではなく群れが入ってきていれば比較的誰でも釣れる魚ですし、長い魚なのでサイズ感もあり、食べても美味しいため人気のターゲットです。またフィッシュイーターですからルアーでも釣れるので、エサ釣りのシルバー釣り人からルアーで釣りたい若い層まで楽しむことが出来るため、調子のいい年は釣り場がとんでもなく混雑します。そのため、釣りに行ってまで場所取りで他人とギスギスしたりするのは気が向かないため、私はこれまでそれほど執着してきた釣りではありませんでした。
しかし、今年は不調年のため釣り場の混雑も例年ほどでないようですし、平日釣行がかのうになりましたし、釣れていないと聞くと何とか釣ってやろうという天邪鬼で、タチウオ釣りに出掛けることとしました。
釣行先は大阪府下はさすがに期待できないようなので和歌山の海南市としました。
大阪からJRに乗ると通しで乗車券を買うよりも一度和歌山駅で途中下車して切符を買いなおした方が運賃が安くなります。ということで和歌山駅で下車して和歌山ラーメンで遅めの昼食を取りコンビニで間食と氷を購入。再度切符を買って乗車して現地着は15時頃です。
サビキ釣りを楽しむ二人連れの先行者がありましたが小さなグレやバリコが掛かっているくらいで芳しくなさそうです。いつもなら漁港内で地元の釣り人がサビキでアジを釣っているのですがその姿もありません。いやな予感です。
3.7mの硬調波止竿に中型スピニングリール、1号の誘導電気ウキ、2本針の市販タチウオ仕掛けでエサは自作のサンマ切り身の塩漬けです。
缶コーヒーを飲みながらゆっくり仕掛けの準備をして日が傾いて本格的に開始です。
しばらく経つとウキに変化がありますが、明らかに太刀魚のアタリではありません。何度かの空振りのあと掛かってきたのは大きなフグです。何匹かフグが続きます。続いて勢いのあるアタリ。これもタチウオではないので即アワセして掛けると25cm弱のアジでした。これは美味しいのでキープ。
渋いアタリの時はタチウオを期待して待ってみますが、すぐに浮いてきてエサが無くなっているのでフグかサバだと思われます。
勢いのあるアタリのみ即アワセして中アジを4匹キープしましたが、タチウオらしきアタリはないまま19時半頃納竿しました。
今年はタチウオは沖波止か船に乗らないとダメなようですね。

本日の釣果  中アジ 4匹


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