釣り場紹介 深日港

大阪の南、岬町にあるかつては徳島行きのフェリーが発着していた大型港です。
その名も深日港駅からすぐの電車釣行にも便利なポイントで、車も乗り入れも便利なため、常に釣人の姿が絶えない人気ポイントです。
港の前に釣具店があり便利ですが、残念なことに活きエサの販売がなくなったとの情報があります。観光案内所にトイレがありますし、駅近くに飲食店や自販機もあり便利な釣場です。 
主なポイントは、1.南側赤灯波止、2.北側白灯波止、3.港内岸壁、です。
1.  赤灯赤灯波止の根元は外側にテトラ入っています。比較的整然と並んでいますが、注意しながらの釣りになります。中程はテトラがない代わりに海中にケーソンが張り出しているので、足場は良いものの却って釣りにくいと言えるかもしれません。先端にもテトラが入っています。頭上の電線に注意が必要ですが、いずれの場所でも投げ釣りでキスやカレイが狙えます。また比較的水深があり所々に根があるので、メバルやガシラの根魚。沖向きで投げサビキをすると、冬場に大きな鰺がかかることもあります。港内向きでは足元サビキが出来るので、シーズンには小アジやイワシ狙いで賑わいます。また港内も元々フェリー港だったので、泉南地域の港の中では比較的水深があるため、シーズンには港内でカレイが上がりますし、ハゼも多いです。また狙う人は少ないですが南寄りのテトラ帯にはカンダイが多く居着いています。
2.  北側白灯波止は赤灯と比べると短く、駐車スペースや駅から少し距離があるため、比較すると釣人は少ない印象があります。基本的な釣物は変わりませんが、底が違うのかハゼは少なくなる印象です。根元に近くなるほど沖側の水深が浅くなるため、遠投力がある方が良いかもしれません。
3.  港内岸壁は旧フェリー乗り場の一部が立ち入り禁止になっている他は、どこでも竿出し可能ですが、作業船が係留していますので、邪魔にならない配慮をしながらの釣りになります。
港内では主にサビキでの釣りが人気です。エビ撒きやフカセでハネやチヌも狙えます。秋のシーズンには両波止を含んだ港全体でタチウオも上がります。

目次へ