釣り場紹介 淡輪漁港

大阪の南、岬町にある漁港です。
最寄り駅は淡輪駅。徒歩15分くらいです。
漁港周辺の道はご多分にもれず狭いですが、車でのアクセスも可能で、漁港南側に駐車可能です(管理人は車に乗りませんが多分1000円だと聞きます)。
駐車場横の公園スペースにトイレと自販機もあります。港内埋立地にも漁業の邪魔にならない範囲で乗り入れ可能なようですが、その場合埋立地横にあるヨドコウ物置のような小屋に詰めている漁協関係者かシルバーの方かわかりませんが、徴収に来るようです。
そうしたことから、比較的釣り客を受け入れている漁港のようです。しかし、外側波止のテトラが竿出しを拒むように10数年前に高く積み上げられたり、港内・波止先端での投げ釣りは禁止されていたり、一部立ち入り禁止の新波止があったりと、厳しい一面もありますので、ルールを守って、これ以上釣り場を無くさないように気を付けたいところです。
釣具店は北隣の淡輪ヨットハーバー前も含め以前は3軒もあったのですが、残念ながら廃業してしまい、特に電車釣行には少し不便になってしまいました。
和歌山との県境に近く、大阪の一番西に突き出た岬に近いため、この辺りまで来るとそれなりに魚種が豊富になってきますが、全般的に浅いため大物狙いよりものんびり小物を釣る釣り場のイメージです。 

主な釣り場は、1、南側の波止 2、北側の波止 3、港内の埋立地 の三か所です。  
1、南側の波止
駐車スペースから近いため、人気のポイントです。
番川の河口にあたり、みさき公園裏の岩場にも近いため底はそれなりに荒いですが、魚影は濃いです。前述のように、漁船の視界の妨げになる先端以外は高くテトラが積み上げられているため、波止先端以外は入りにくいです。十分注意を払いながら身軽な装備でテトラ外側を狙うと、メバルやアオリイカを狙えるので、ルアーマンは果敢に挑戦しています。
先端周辺ではメバルやガシラ、ベラなどの小物を中心に、チヌ。本格的な投げ釣りは禁止ですが、ぶっ込みでハゼやカレイを狙えます。またシーズンにはサビキ釣りも人気です。 
2、北側の波止

駐車スペースから遠いため、地元のおいやんがマヅメになるとふらりと現れるようなポイントです。釣物は南波止と変わりませんが、常連が毎日定位置で四方山話をしながら釣っているイメージのポイントです。

3、港内の埋立地
関空関連の一連の工事の前はここが南側の波止でした。
  駐車スペースがあるためお手軽釣行に人気のポイントです。ただ水深が浅いため、ハイシーズンは短い傾向にあり、水深のある大規模埋立地のポイントにアジ等が回っていても,、こちらでは未だ、ということもあります。

  他には、ぶっ込み釣りで以前はよくカレイが上がりましたが、漁港全体の水深が年月とともに浅くなってしまった影響か、近年は芳しくなく、ハゼや金魚のようなサイズのチャリコが多く、フグのエサ取りにも悩まされます。


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